2014年11月14日放送

県高圧ガス保安協会遠野支部防災訓練

大地震を想定しプロパンガスの事業所を対象にした防災訓練がきのう(13日・木曜日)、総合防災センターで行われました。この訓練は、岩手県高圧ガス保安協会遠野支部がプロパンガスを取り扱う事業所の防災意識や技術の向上などを目的に実施しました。きのうは、県高圧ガス保安協会遠野支部の会員15人が参加しました。訓練は、大地震による道路陥没の影響で荷台のプロパンガス容器が道路に倒れて損傷し、容器からガス漏れが生じたとの想定で行われました。参加した会員たちは、住民に避難を呼び掛けたり、容器のガス漏れ処置を行い安全な場所に移動させるなどの訓練にあたっていました。また、大地震により家庭のプロパンガスの配管が損傷したという想定で、ガス管の復旧作業などの訓練も実施されました。そして、ガス漏れがないか確認し、供給を再開させました。訓練の後、谷地孝敏消防長が講評し、「日ごろの各自の訓練の成果が発揮され、無駄のない動きで復旧にあたっていた」と講評していました。県高圧ガス保安協会遠野支部では、災害時でもエネルギー供給ができるプロパンガスを推進すると共に、取り扱いを誤ると大きな事故にもなりかねないので、扱いに注意しながら業務にあたりたいとしています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.