2014年11月7日放送

みちのくダム湖サミット

「第6回みちのくダム湖サミットin田瀬」がきのう(6日・木曜日)遠野市を会場に行われました。6回目となるみちのくダム湖サミットは、東北六県の直轄管理ダムがある市長・町長が集まり、ダム水源地域の活性化や上下流連携などに関する意見交換が行われます。きのうは、「水・地域・人明日へつなぐ」をテーマとして田瀬ダムの上流部にあたるみやもりホールで行われ、東北六県から、関係者などおよそ200人が参加しました。第1部では、国土交通省流水管理室長の若林伸幸さんを講師に、「最近の河川環境行政の話題」について講演が行われました。第2部では、ダム湖を使った活動報告が行われ、この中で、NPO法人遠野エコネット代表の千葉和さんが、田瀬ダムビジョンの活動について報告しました。第3部では、ダム湖サミットが行われ、プロジェクターを使いながらダムを元にどのように地域を発展していくか行政の取り組み発表が行われました。その中で、本田市長は「遠野スタイルによるまちづくりと田瀬ダム」をテーマにダムの上流にある市としての役割と、下流にある花巻市との連携交流によるダム湖活用についての取り組みを紹介しました。花巻市の上田東一市長は、「田瀬湖は水上スポーツの拠点となっている。2020年の東京オリンピックでは是非誘致したい」と展望を語りました。サミットに参加した人は、「色々な立場から興味深い話を沢山聞くことができた。きょう初めて知った地域に是非行ってみたい」と感想を述べていました。なお、みちのくダム湖サミットは、東北各地で持ち回りで行われ、来年秋は、秋田県の仙北市で開催される予定ということです。

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