2014年11月7日放送

みちのくALERT2014搬送訓練など行われる

自衛隊や東北6県の自治体などが参加するみちのくALERT2014がきのう(6日・木曜日)から行われています。遠野市では、きょう(7日・金曜日)、沿岸地域からの搬送訓練などが行われました。みちのくALERT2014は、自衛隊が災害派遣における自治体・関係機関との連携について本番さながらの訓練を行うことを目的としています。昨夜は、岩手・青森・秋田の自衛隊およそ350人が運動公園に集結し、長期化に備えることを想定し、情報収集する場所など設置訓練を行いました。隊員たちは、電気を使えないことを想定し、車のライトなどを使いながら訓練を行っていました。きょうは、陸上自衛隊のヘリコプターによる孤立者広域救助搬送訓練や自衛隊車両による遠野市救援物質の輸送訓練などが行われました。早瀬川緑地公園では、遠野市と陸上自衛隊が連携して陸前高田市からの負傷者を遠野市へ自衛隊のヘリコプターで搬送し救急車で搬送する訓練が行われました。また、遠野運動公園では、陸上自衛隊第9師団長の山崎幸二陸将が視察に訪れ、「この訓練で各市町村との連携をさらに深めることができればと考えている」と本田市長に訓練の協力への感謝を伝えました。その後、山崎陸将と本田市長が、これまでの訓練の状況について説明を受け、きのう夜から設営した支援の拠点となる施設の視察を行いました。みちのくALERT2014は、あさって9日(日)まで行われ、最終日の9日(日)には、午前9時から11時まで、訓練の一部を一般公開する予定ということです。

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