2014年11月7日放送

除雪車安全祈願式除雪機械出動式

本格的な雪のシーズンを前に、東北横断自動車道釜石秋田線宮守インターチェンジ近くにある宮守防災ステーションできょう(7日・金曜日)、除雪安全祈願式と除雪機械出動式が行われました。きょうは、除雪安全祈願式の前に除雪作業について理解を深めてもらおうと園児を対象にした除雪学習会が開かれましたこの除雪学習会には鱒沢幼稚園保育所の園児13人が参加し、花巻国道出張所の職員から除雪車の役割などについて教えてもらいました。そして実際に除雪車に乗せてもらい車の大きさを肌で感じていました。このあと作業の安全を祈願するための除雪安全祈願式と除雪機械出動式が行われ、東北地方整備局岩手河川国道事務所と除雪を請け負う業者などが出席しました。式では参加者の代表が玉串を奉てんし、これからの季節に活躍する除雪車と作業にあたる人たちの安全を祈願しました。続いて除雪機械出動式が行われ、岩手河川国道事務所の村井禎美事務所長が「除雪作業は、寒い中での作業になりますが安全に十分配慮して業務にあたってほしい」と作業する人たちを激励しました。そして、花巻国道出張所の鈴木健所長から、業者の代表に除雪機械の鍵が手渡されました。宮守防災ステーションに待機している除雪トラックなどは7台で、東北横断自動車道釜石秋田線の宮守東和間を除雪範囲とし、積雪が5センチメートル以上となると除雪作業を行うということです。なお花巻国道出張所によりますと昨シーズン宮守東和間ではスリップ事故が4件発生しているということで、通行する車両には時間に余裕をもって安全運転を心がけてほしいと呼び掛けています。

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