2014年11月5日放送

「復興支援に役立てて」コンサートの募金が市に贈られる

先月、市内で開かれた秋の邦楽コンサートでの募金を震災復興に役立ててほしいと、きのう(4日・火曜日)「市川喬子と中野邦楽合奏団有志」が遠野市におよそ4万3千円を寄付しました。きのう、とぴあ庁舎を訪れたのは、市川喬子さんに琴を教えていたという登坂慶子さんと、小中学生のときの同級生阿部治夫さんの2人です。結成およそ50年となる「市川喬子と中野邦楽合奏団」は、東京に住む琴の奏者で、幼少期に遠野で過ごしていたという市川喬子さんを中心に都内の病院への慰問活動などを行っています。先月の17日にはあえりあ遠野で、東日本大震災の被災地復興への願いを込めて秋の邦楽コンサートを開きました。このコンサートの入場料は無料でしたが、震災復興支援事業のために会場に募金箱を設置し、来場者に募金をつのりました。そこでよせられた募金のおよそ4万3千円が今回、市に寄付されました。受け取った本田市長は、「貴重な志(こころざし)と受け止め、復興のために役立つような形で活用させていただきます」とお礼の言葉を述べました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.