2014年11月3日放送

2年連続24回目の全国へ 遠野高校サッカー部 県大会優勝

第93回全国高校サッカー選手権岩手県大会の決勝がきのう(2日・日曜日)盛岡南公園球技場で行われ、遠野高校は、盛岡商業高校を破り、2年連続全国大会への切符を手にしました。県大会の決勝は、去年と同じカードとなり遠野高校は、盛岡商業高校との対戦となりました。白と青のユニホーム、第2シードの遠野高校は、ここまで4試合を4失点と、ディフェンスからリズムを作って勝ち進み、2年連続24回目の全国大会出場を狙います。対する、赤と白のユニホーム、第1シードの盛岡商業は、県大会ではここまで合計12得点と攻撃力のあるチームです。遠野高校は、ことしの県の新人戦・高校総体で盛岡商業に敗れているだけにリベンジを果たそうと大一番に挑みました。試合は序盤、盛岡商業の攻撃に遠野高校が耐える展開になります。相手の攻撃をしのいできた遠野高校は前半20分。相手の反則からフリーキックを得ます。キッカーは2番小水内佳紘選手。このボールに7番岩渕弘人選手が頭で合わせ先制します。このあと遠野高校は再び絶好のチャンスを作ります。この相手の反則で遠野高校は数的に優位に立ちます。そして相手の反則から得たフリーキック。岩渕選手のこの日2点目となるゴールで盛岡商業を2対0と突き放します。しかし前半終了間際。1点を返され後半を迎えます。長谷川仁監督に数的に優位だが気を抜くなとピッチに送りだされた選手たちは、監督の期待に応えます。後半25分に9番フォワードの須藤和輝選手がダメ押しとなる3点目を挙げ勝利を引き寄せます。「盛岡商業に勝って全国へ」を合言葉に厳しい練習に励んできた選手たち。再びロスタイムにゴールを奪われ1点差まで追い上げられますが選手たちの気迫が相手を圧倒。遠野高校は3対2で接戦を制し、見事2年連続24回目の全国大会への切符を手にしました。全国大会出場を決めた遠野高校サッカー部の選手はこのあと、応援してくれた学校の関係者や生徒たちに優勝の報告を行いました。選手たちは、前回大会でできなかった初戦突破を目指し来月30日から始まる全国大会に備えます。

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