2014年10月30日放送

遠野のまちづくりを考える市民ワークショップ

新たな中心市街地のまちづくりを市民が主体になって進めようというワークショップが、昨夜(29日・水曜日)、とぴあ庁舎で開かれました。「遠野のまちづくりを考える市民ワークショップ」は、市役所本庁舎の建設を機に、中心市街地活性化に向けた構想を市民から出し合ってもらい、今後のまちづくりに生かそうと遠野市が開きました。3回目の開催となった昨夜のワークショップには、市内の高校生のほか推薦や公募で選ばれた市民20人のうち17人が参加しました。初めに、参加者たちが3つのグループに分かれて、これまで出してきた案を、お金がかかるもの、時間がかかるもの、などに分類しました。このあと、それぞれのグループがまとめた案を発表しました。このなかで、ひとつのグループは、新庁舎にフリースペースを作り勉強やパブリックビューイングができる設備を整えてほしいと発表しました。また、ほかのグループからは、高校生や一般の人が使えるチャレンジショップを設けてほしい、などの提案が出されました。これに対し市の職員は「貴重な意見を頂いたので、今後庁舎内で検討し、1つでも多く実現に結び付けていきたい」と話しました。なお、次回は11月26日に開催し、今回の発表を再検討したり、中心市街地にある遠野駅やあすもあ遠野の活性化策について焦点を絞って話し合う予定になっています。また、参加者から出された意見は、ワークショップ終了後、取りまとめをし、本田市長に提言することにしているということです。

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