2014年10月29日放送

パタカラで健康増進

口の周りの筋肉を鍛え健康増進につなげていこうと、医療器具「Mパタカラ」を使った取り組みがおととい(27日・月曜日)から始まりました。おととい(27日・月曜日)遠野健康福祉の里で開かれたMパタカラを使ったエクササイズの説明会には、事前に参加申し込みをした市民23人が参加しました。「Mパタカラ」を使った健康増進への取り組みは、遠野健康福祉の里と遠野市国保宮守歯科診療所が主催して行われるものです。参加者たちには、今月(10月)から4カ月間にわたりパタカラエクササイズに取り組んでもらい、その後、体全体にどのような変化が見られたかを来年3月に検査します。この日は、主催者である宮守歯科診療所の深澤範子所長や、Mパタカラを開発した医学博士の秋広良昭さんが挨拶した後、参加者たちが、エクササイズ後の効果を実感できるようにと体重や血圧などの測定をはじめ、顔と全身の写真撮影が行われました。その後、パタカラ協会専務の田川麻里さんによるパタカラの効果に関する講演が行われ、エクササイズの仕方について指導がありました。エクササイズは、1回3分、「Mパタカラ」を口にくわえたら口をつぐむという動きを繰り返し1日4回行います。エクササイズを継続して行うことで表情筋が鍛えられ、口呼吸によるいびきや睡眠障害の改善、さらに、脳の血流量が増え、認知症の予防にも効果があるそうです。参加者たちは実際のエクササイズを体験したほか、真剣に講演を聞いていました。パタカラエクササイズに興味がある方は、宮守歯科診療所までお問合わせください。

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