2014年10月22日放送

健康福祉の里20周年事業 市民健康講座

11回目となる市民健康講座が今週19日(日曜日)にあえりあ遠野で開かれ、健康体操の実演や漫才師・内海桂子さんの講演が行われました。この市民健康講座は、健康づくりや病気の予防について学び健康意識を高めようと、遠野市医師会と遠野市が毎年開いています。今回は、健康福祉の里20周年記念事業として開催され、会場には、450人の市民が集まりました。初めに「だれでもできる!簡単エクササイズ」と題した健康体操の実演が行われました。指導をしたのは、元バレーボール全日本の三屋裕子さんが主宰する「健康寺子屋」講師の大塚真里子さんと、西島繁美さんです。このなかで大塚さんは、ストレッチをすることで筋肉がやわらかくなり、関節の稼働域が広がるのでケガの防止につながるとアドバイスしました。訪れた人たちは、会場内で体を動かしながら、自宅でもできる簡単エクササイズを実践していました。続いて、漫才師の内海桂子さんが「転んだら起きればいいさ」と題して講演を行いました。内海さんは、大正11年生まれの92歳。昭和13年に漫才で舞台に初出演し、過去に乳ガンを患いましたが克服し長きに渡り第一線で活躍しています。内海さんは、長生きの秘訣について、苦労することを嫌がらず何にでも挑戦することが大事だと話しました。そして、自分が作った詩を得意の三味線のメロディーに乗せて披露しました。会場を訪れた人は、92歳とは思えない内海さんの張りのある歌声や軽快なトークの世界に引き込まれ、長生きするコツを垣間見たひとときとなったようでした。

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