2014年10月20日放送

緑峰高校草花研究班 ホップ和紙の益金を市に寄付

緑峰高校草花研究班が先週17日(金曜日)、とぴあ庁舎を訪れ、震災復興の支援にとホップ和紙のしおりを販売して得た益金全額を遠野市に寄付しました。この日、とぴあ庁舎を訪れたのは、緑峰高校生産技術科草花研究班の3年生8人です。草花研究班は、地域の産業振興と活性化につながればと、ホップ和紙を開発し、その和紙で押し花を活用したしおりを商品化しました。そして、風の丘や、あえりあ遠野でしおりを販売して得た益金の全額1万6700円を震災復興のための資金として役立ててほしいと、草花研究班の新田和也班長から本田市長に手渡されました。寄付金を受け取った本田市長は、「皆さんの気持ちをしっかり受け止め、使わせていただきます」と話し感謝の気持ちを伝えました。草花研究班では、今後も、和紙を使った商品を販売して得た益金を震災復興に役立つよう寄付を続けていきたいと話しています。緑峰高校草花研究班が取り組む、ホップを使った和紙作りの研究は、日本学校農業クラブ東北連盟大会で最優秀賞を受賞し、あさって22日(水曜日)には、沖縄県名護市で開かれる全国大会に臨み、研究の成果を発表します。全国大会に臨む生徒たちに本田市長は、「東北の代表として堂々と発表して緑峰高校の力を全国に示してきてほしい」と激励の言葉を送りました。

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