2014年10月16日放送

(仮称)岩手中部広域クリーンセンター 現場見学会

北上市和賀町で建設工事が進められている(仮称)岩手中部広域クリーンセンターの現場見学会が、きのう(15日・水曜日)開かれました。クリーンセンターは、遠野・北上・花巻西和賀の4つの市と町の家庭から出る一般ごみを処理するため去年7月から建設工事が進められています。きのうは、遠野市の菊池副市長をはじめ4つの市と町で構成する岩手中部広域行政組合の関係者などおよそ30人が集まり、現在建設中の焼却炉などを見学しました。クリーンセンターは、敷地面積およそ4.2ヘクタールで建物は、鉄筋コンクリート一部鉄骨の地下2階地上7階建てです。現在は、1日に91トンのごみを焼却できる焼却炉2基の建設が進められており、岩手中部広域クリーンセンターによりますと建設工事は9月末現在で全体の36.5パーセントまで進んでいます。また、岩手県で初めての導入となる焼却した後の灰をセメントの原料として再利用できるようにする機能を持つ灰出し設備も整備されます。クリーンセンターは、今後来年4月までにすべての工事を完了し、試運転を経て9月末に完成、10月の稼働を予定しているということです。

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