2014年10月13日放送

全国地域安全運動出発式

全国地域安全運動が先週11日・土曜日から始まりましたが、運動開始を前に先週10日・金曜日、総合福祉センターで全国地域安全運動の出発式が行われました。「全国地域安全運動」は、11日から20日までの10日間行われます。地域が一体となり犯罪のない安全で安心なまちづくりを目指すため運動期間中、防犯協会や警察署などの関係機関が連携して市民に呼び掛けます。先週の出発式には、市内各町の防犯協会など関係者が集まりました。開会式を前に市内の幼稚園・保育園の年長園児を対象にした「防犯ぬりえコンクール」の表彰式が行われました。ことしのコンクールには216点の作品が寄せられました。表彰式では色えんぴつ部門で最優秀賞を受賞した、松崎保育園のきくちきりゅうちゃんや、サインペン部門で最優秀賞を受賞した、鱒沢幼稚園・保育所のかわのかいりちゃんなど6人が表彰されました。このあと行われた開会式で遠野市防犯協会連合会の佐々木清美副会長があいさつした後、遠野警察署の佐藤義信署長が運動の重点と県内と遠野管内における刑法犯の発生状況などについて話しました。佐藤署長は、市内における万引きや窃盗といった刑法犯の件数が9月末現在で42件と、去年よりも大幅に減少していることや、振り込め詐欺被害は、9月末現在で、県内で56件、被害額が2億6500万円で、遠野市内では、金融商品詐欺が1件発生していること、さらに、鍵をかけずに被害に遭った割合が県内で55パーセントを超えていることなどを話し、引き続き、安心安全な街づくりのための地域での活動に協力を呼び掛けていました。このあと、功労表彰があり東北管区功労表彰を受賞した小友町防犯協会の菊池昭夫会長に表彰状が贈られました。そして参加者を代表して上郷町防犯協会の佐々木康貴会長が決意表明をしました。出発式の後、集まった人たちはさっそく街頭に立ち、市民にチラシを配りながら地域の安全を呼び掛けました。

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