2014年10月13日放送

人工芝グラウンド キックオフ

「希望郷いわて国体」サッカー少年男子の競技の会場としてこのほど整備された国体記念公園市民サッカー場のキックオフイベントがきのう(12日・日曜日)に行われました。遠野市スポーツまつりの一つとしてのこのイベントは、JFA公認の人工芝サッカーグラウンドが完成しそのこけら落としとして行われ、市内のサッカー関係者や近隣市町村の少年サッカーチームなどおよそ400人が参加しました。オープニングセレモニーでは、わんこ兄弟のおもっちと一緒に国体ダンスが披露され、続いて本田市長があいさつで「サッカー関係者のみならず市民の思いを形にすることが出来ましたこのグラウンドから世界に羽ばたく選手が生まれることを期待しています」と、協力してくれた人たちへの感謝のことばを述べました。また、きのうはJFA夢の教室で何度も遠野を訪れている元Jリーガーの安永聡太郎さんが設立した一般財団法人松田直樹メモリアルのメンバーもキックオフイベントに参加しました。一般社団法人松田直樹メモリアルは、平成23年に若くして亡くなった松田直樹選手の功績を後世に伝えサッカーの楽しさ、素晴らしさを多くの人に感じてもらおうと元サッカー選手が参加し設立されたものです。オープニングセレモニー後のサッカークリニックでは、松田直樹メモリアルのメンバーが講師となって指導し、市内外から集まった子どもたちにサッカーの楽しさを伝えていました。また、松田選手が襲われた心臓アクシデントに備えてAEDと心肺蘇生の普及活動にも力を入れていてきのうの会場でもAED講習会を開催し、使い方などを広く普及していました。イベント前半の締めくくりには松田直樹メモリアルチーム対遠野中学校サッカー部の交流試合が行われ、人工芝グラウンドのこけら落としを盛大に盛り上げました。なお、遠野市スポーツまつりの2日目となるきょうは、日本プロサッカーリーグの村井チェアマンを招いての基調講演やトークショーが開催されました。詳しくはあすのニュースでお伝えする予定です。

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