2014年10月3日放送

釜石の中学生 遠野で農作業体験

釜石市の中学生がきのう(2日・木曜日)ときょう(3日・金曜日)の2日間、遠野で農作業体験しました。遠野で農作業体験をしたのは、釜石市の唐丹(とうに)中学校2年生の生徒10人です。この農作業体験は、農業の大切さや、農業に携わる人たちの仕事に対する姿勢、考え方を学ぶことなどを目的に行われました。遠野での農作業体験が2回目となった唐丹中学校の生徒たちが訪れたのは、松崎町にある三成(みつなり)農産が貞任(さだとう)高原に所有しているダイコン畑です。長靴と軍手姿の生徒たちは、畑で働く人からダイコンの収穫の仕方を教えてもらったあと早速、ダイコンを抜き始めました6ヘクタールのダイコン畑には、収穫を迎えた「高原ダイコン」が土の上に顔をのぞかせていました。生徒たちは、ダイコンを引き抜くたびに歓声を上げながら一本一本丁寧に土の中から引き抜いていました。また、土の中から抜き出し畝(うね)の上に並んだダイコンを包丁を使って茎を切り落とす作業も体験しました。抜き出したダイコンは、加工用に使われるもので、生徒や引率の先生たちがトラックやコンテナに積み込んでいました。きのうは、収穫したダイコンを水洗いしそしてきょう、場所を移して切り干しダイコンに加工する作業を体験したということです。唐丹中学校では、今回の農業体験で学んだことをまとめ、今月25日土曜日に行われる文化祭で発表するということです。

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