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2014年9月29日放送

佐々木喜善祭始まる

きょう、９月２９日は、遠野物語の話者・佐々木喜善の命日です。これに合わせきょう（２９日・月曜日）から佐々木喜善祭（さい）が始まりました。佐々木喜善は、明治１９年１０月５日に土淵の山口に生まれ、柳田國男の名著「遠野物語」の話者として知られるほか土淵村長などを務め、昭和８年９月２９日に４８歳で亡くなりました。佐々木喜善の功績を称えようと生まれた日から亡くなった日までの１週間を佐々木喜善祭として毎年、伝承園で偲（しの）ぶ会などが開かれています。きょうは、土淵の子どもたちや地域の人たちおよそ１００人が集まり、初めに、献花が行われました。その後、主催した土淵町地域づくり連絡協議会の立花延尚会長に続き、土淵保育園の園児と土淵小学校の児童たちが昔話を語りました。子どもたちは、緊張した様子でしたが、きょうの発表のために頑張って練習してきた成果を見せていました。なお、佐々木喜善祭期間中、伝承園では午前１１時からと午後１時３０分からの１日２回、無料で昔話を聞くことができるということです。

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