2014年9月25日放送

遠野のまちづくりを考える市民ワークショップ

市役所本庁舎の建設を契機に新たなまちづくりを市民が主体になって考えていこうというワークショップが、昨夜(24日・水曜日)とぴあ庁舎で開かれました。遠野のまちづくりを考える市民ワークショップは、昨夜が1回目の開催となりました。ワークショップには、高校や市内の各関係団体からの推薦や、公募で集まった市民20人のうち16人が参加しました。この市民ワークショップは、建設が予定されている市役所本庁舎のあり方についてや中心市街地活性化に向けた将来構想についてテーマを絞り意見を出し合ってもらい、今後のまちづくりや本庁舎整備計画づくりに生かしていこうと市が開いたものです。昨夜はまず、市の担当職員からワークショップの進め方や庁舎建設に関し検討してきた経緯などについて説明されたあと、座長に遠野市観光協会の荒田良治会長副座長に遠野市区長連絡協議会の内舘充幸副会長を選任しました。このあと参加者たちが3つのグループに分かれてグループ討議に入りました。昨夜は、本庁舎全体の雰囲気やイメージを中心に話し合いが進められました。グループ討議では高校生から各年齢層までの参加者が一緒になり、どんな市役所庁舎をつくったら良いか、また、市役所本庁舎周辺の中心市街地づくりにまで話を広げ、互いに意見を出し合い、自由な発想で思い描いたことを付箋紙(ふせんし)に書き出していました。参加者からは、フロアは間仕切りが無いほうが良いとか、子どもが遊べる所がほしい、また、休日でも利用できる施設だと良いなどといった様々なアイデアが出されていました。遠野のまちづくりを考える市民ワークショップはあと4回、毎回テーマを絞り12月中旬にかけて開かれる予定ということです。また、参加者から出された意見は、ワークショップ終了後、取りまとめをし、本田市長に提言することにしているということです。

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