2014年9月15日放送

小友診療所改築工事安全祈願祭

老朽化が課題となっていた小友診療所が改築されることになり、きょう(15日・月曜日)、工事の安全祈願祭が行われました。きょうの安全祈願祭は、現在の小友診療所東側のかつて医師住宅があった敷地にあたる建設予定地で行われました。改築工事安全祈願祭には、地域の人たちや遠野市医師会、工事関係者、市の関係職員などが出席しました。神官による祝詞(のりと)が読み上げられたあと、本田市長や工事関係者による鍬入れが行われたほか、地域の代表などが祭壇に玉串(たまぐし)を捧げ、工事の安全を祈っていました。小友診療所は、市の直営診療所として昭和33年に整備され、かつては、入院病棟や医師住宅が併設されるなど、小友町内唯一の医療機関として地域人たちの健康と命を守り続けてきました。建築されてから56年が経過し、施設の老朽化が課題となっていたことから、今回、改築工事が行われることになりました。小友診療所の延べ利用患者数は、昨年度、およそ1400人で、年間49日間の診療日数の中で一日平均30人ほどが利用しています。改築される診療所は、およそ6300万円をかけて工事が行われ、床面積が162.3平方メートルの木造平屋建てで、現在の診療所の東側に建築されます。また、施設内には、新たにレントゲン室を整備し、検査機能を充実させるということです。改築される小友診療所は、来年(平成27年)2月に完成し、4月からの利用開始を目指すということです。

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