2014年9月2日放送

「いわて地球環境にやさしい事業所」認定書交付式

地球環境に配慮した取り組みを積極的に行っている事業所として市内の工場が認定され1日(月)花巻市で認定書の交付式が行われました。「いわて地球環境にやさしい事業所」の認定を受けたのはカーナビの部品などに使われるアルミニウムダイカスト製品の製造を手掛ける筑波ダイカスト工業遠野工場です。式では花巻保健福祉環境センターの藤尾修所長から川崎謙信取締役遠野工場長に認定証が手渡されました。この認定制度は地球温暖化を防止するため、二酸化炭素の排出を抑える取り組みを積極的に行っている事業所を県が認定する制度です。平成16年度から制度が始まり、認定を受けた事業所は今回を含めて県全体で189事業所で、市内で認定を受けた事業所は遠野精器の2つの工場に続いて3か所目となります。認定の区分は「1つ星」から「4つ星」までの4段階で今回、認定を受けた筑波ダイカスト工業遠野工場は最高区分の「4つ星」を獲得しました。筑波ダイカスト工業遠野工場は冷暖房の設定温度調整の徹底や休憩時の照明の使用停止などに取り組み、前年度の二酸化炭素の排出量が2年前より削減されたことなどが認められました。「いわて地球環境にやさしい事業所」の認定有効期間は3年間で、省エネルギー設備を導入する際に県の低金利融資制度が利用できるということです。

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