2014年9月1日放送

「もくもく絵本」グッドデザイン賞・グッド・トイ認定祝う

遠野の木で作ったもくもく絵本のグッドデザイン賞ベスト100とグッド・トイ認定を祝う会が、先週金曜日(29日)、あえりあ遠野で開かれました。もくもく絵本は、遠野で伝えられてきた昔ばなしに気軽に親しんでもらおうと遠野産の木を利用して作られた木の絵本です。この絵本は、「おはなし木っこ」シリーズと、「だれがどすた?」シリーズがあり、「だれがどすた?」シリーズでは、自分で手を動かしながら1296通りの話を楽しむことができる絵本となっています。そして、この絵本が、2年前には、未来への可能性や完成度の高さから優れたデザインに贈られるグッドデザイン賞ベスト100を受賞したほかことし6月には、遊びを通して子どもたちのコミュニケーションや夢を育てるおもちゃに認定されるグッド・トイ2014に選ばれました。この日の祝う会には、もくもく絵本を制作したもくもく絵本研究所の前川敬子代表のほか関係者などおよそ50人が出席しました。祝う会では本田市長が、「木の絵本は、話を楽しむことはもちろん木のぬくもりも感じられ遠野ならではのアイディアではないか」とこのたびの受賞と認定を祝いました。なお、もくもく絵本研究所では、この絵本を子どもと大人の世代をつなぐコミュニケーションの一つの手段としても活用していきたいということです。

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