2014年8月27日放送

市長記者懇談会

本田市長は、きょう(27日・水曜日)開かれた記者懇談会で、遠野市総合計画後期基本計画まちづくり指標の昨年度の実績や、今年度の遠野市一般会計補正予算案の概要、などについて発表しました。まちづくり指標は、平成23年度から実施している遠野市総合計画後期基本計画の達成状況を分かりやすく数値で示したもので、年度ごとに公表しています。きょうの発表によりますと、昨年度は、139指標中、72%にあたる100指標がおおむね達成されたということです。これについて本田市長は「未達成項目については、開催方法の検討やPR活動の充実など、目標達成に向けた改善に努めたい」と述べました。また、平成26年度の遠野市一般会計補正予算案について説明がありました。それによりますと補正予算案は、歳入歳出にそれぞれおよそ5億5600万円を追加し、予算の総額は、およそ188億6000万円を予定されています。主な内訳は新規事業として「農地中間管理事業費」におよそ4500万円公園の再編と有効活用を目的とした「子どもの遊び場再生事業費」におよそ130万円などが盛り込まれることとなっています。一般会計補正予算案は、9月5日から始まる市議会定例会に提出する予定ということです。また、本田市長は、道の駅遠野風の丘の新規テナントオープンについても発表しました。それによりますと、新規テナントとして入居するのは、大船渡市の鎌田水産で、新たな賑わいの創出と被災地域支援の観点からオープンすることになったということです。店舗名は「漁師の魚屋」で、水揚げされたばかりのカキやさんまなどを取り扱い、面積は、88平方メートルで、年間売り上げ1億円を目指すということです。なお、来月7日(日曜日)には、オープニングセレモニーを開催する予定です。このほか、毎年実施している遠野市防災訓練についても発表がありました。それによりますと、ことしの防災訓練は、今月31日・日曜日、午前6時30分ごろ、大型で非常に強い勢力の台風が県内に最接近、遠野市に特別警報が発令されたという想定で、市内全域を対象に実施されます。このほか、今後の行事として、日本のふるさと遠野まつりが9月20日から2日間、開催されることや、今年度の合同金婚式が11月7日(金)にあえりあ遠野で開かれることなどが発表されました。

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