2014年8月21日放送

ホウレンソウ生産者 夏もしっかりと出荷

夏の間、ホウレンソウの出荷量が減ると言われる中、ペースを落とさずに出荷している生産者を取材しました。市内で収穫された野菜などが集まる青笹町の野菜集出荷センターです。JAいわて花巻の担当者によりますと天候不順などの影響で野菜全体の出荷量が減っていると言います。この中で、ホウレンソウについては、この時期、1日に100から200ケースの間の出荷があるものの、ことしは例年より少なく、また、今月に入って20ケースを切ることもあったということです。ホウレンソウは、暑さに弱いなどからこの時期に生産を行わない人もいるため出荷量が減ってしまうと言われていますが、出荷を切らさないように頑張っている生産者もいます。小友町のホウレンソウ生産者小笠原政見さんは、40年近くホウレンソウを生産しています。「毎年やっても1年生」と話す小笠原さんは、水管理や日差しを和らげる遮光資材の活用など特別なことをせず、「やるべきことをしっかりやる」と作業にあたっているということです。ホウレンソウを生産するハウスを20以上持つ小笠原さんは、収穫後に種を蒔くローテーションをしっかりと守っていると話し、年間4000から5000ケース、また、この時期は一日に20ケース出荷しているということです。この時期、ホウレンソウの量は減るというものの小笠原さんは、家族で協力しながらできることは着実に行い出荷を続けています。

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