2014年8月6日放送

空手家たちによるチャリティプロジェクト

東日本大震災で被災した人たちを継続的に応援している空手家たちによるチャリティプロジェクトが先週2日(土曜日)から2日間の日程で遠野市を会場に行われました。「SayOss!プロジェクト」と題したこのセミナーは、空手の流派・会派の枠を超え東日本大震災の復興支援の一助となることを目的に行われ、遠野市での開催は3回目となります。今回は、遠野をはじめ盛岡や釜石などの小学1年生から中学3年生までおよそ80人の空手道の選手が集まり、稽古に汗を流しました。このセミナーで選手たちに指導をしていた土佐樹誉彦さんは、世界大会をはじめ数々の国内外の大会で活躍をし、現在は、埼玉を拠点に世界で空手道を指導しています。土佐さんは、埼玉県出身ですが、高校時代、岩手で過ごし、また、その後の国民体育大会では、岩手の代表として出場したこともあり、岩手は第二のふるさとと言います。自分を育ててくれた岩手に恩返しをという思いで土佐さんは、遠野を訪れています。今回のセミナーで土佐さんは、空手の技のみならず、あいさつの大切さなど人としての礼儀についても選手たちに熱心に指導していました。汗が止まらないような暑さの中でしたが、選手たちは、土佐さんをはじめ多くの指導者の話を集中して聞き、また、ほかの道場の選手と技を交えながらレベルアップに努めていました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.