2014年8月4日放送

ベトナムの公務員 遠野を視察

ベトナムの行政関係の大学職員が先月(26日・土曜日)、遠野市を訪れ、産業振興について学びました。その様子が届きましたのでお伝えします。この日、遠野を訪れたのは、ベトナム国内で課長級以上を対象にした公務員研修を一元的に行うホーチミン国家政治行政学院に所属する准教授など5人です。ベトナムでは、都市と地方の格差が生じていて、農業者が頑張ろうとしてもどのように取り組めば活性化に結び付くか分からない状況と言います。そうした中で、遠野市が今年度から本格的に始めている六次産業などについて学ぼうと先月26日から2日間遠野で研修を受けました。この中で一行は、とぴあ庁舎で本田市長から「市民と共に築くまちづくり」について話を聞き、市民の活動を支援する方法などについての質問が出ていたということです。また一行は、ことし4月から始まった土淵町のみらいづくりカレッジや農家れすとらん、農事組合法人などを訪れ、地域にある素材を生かしながらどのように活性化に結び付けているか、遠野の事例を参考にしようと熱心に学んでいたということです。

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