2014年8月4日放送

遠野遺産認定調査委員会 意見書を提出

遠野遺産の認定に関して、認定調査委員会が候補を調査した結果をまとめた意見書を、きょう、市に提出しました。遠野遺産は、建造物や、民俗芸能、自然などの地域資源を、将来にわたって継承するため、保護・活用していこうと平成19年度から認定されています。これまで135件が認定されていて、今回は地域から推薦のあった神社や郷土芸能など6件が候補としてあがっていました。意見書は、遠野遺産認定調査委員会が6件の候補について調査を行った結果をまとめたもので、杉田盛彦委員長から本田市長に手渡されました。意見書では、6件について「いずれも認定は妥当」と結論付けています。このなかで、認定委員会では上郷町の「大峰鉱山跡一帯(おおみねこうざんあと いったい)」については、観光資源としての活用や、白樺の樹液を利用した産業振興に期待が持てるとしています。本田市長は、「これらの遺産を光輝くものにして遠野の活力にしていきたい」と語りました。遠野遺産の認定証の交付式は、8月23日に開催される「遠野文化フォーラム」の中で行われる予定です。

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