2014年8月1日放送

農地中間管理事業受付相談窓口開設

円滑な農地の貸し借りを推進し地域農業の拡大を図る農地中間管理事業の農地の貸し付け、借り受けの公募がきょう(8月1日・金曜日)から開始となりました。農地中間管理事業は、農地を貸したい「出し手」と担い手となる「受け手」の間に入り希望者の公募や農地の借り受け・管理などを行い、農地の貸し借りを円滑に進めようとするものです。農地の貸し付けと借り受けの公募はきょうから始まっていて、それを前にきのうは、相談受付窓口の開設式が遠野地区合同庁舎の農業委員会事務室前で行われました。開設式には、事業に携わる関係機関が出席し、遠野市、農業委員会、JAいわて花巻、県農業公社の代表者の手で看板が設置され業務の開始を宣言しました。遠野市では、県や市、JA、農業公社、土地改良区、農業委員会で構成した推進チームを先月に設置していて、この事業を活用して担い手への農地集積・集約化などを進めるということです。また、この事業は、地域の農業事情に詳しい農業委員との連携が重要とされ、農業委員を中心に農地の出し手の把握と受け手の掘り起こしなどにあたるということです。相談受付窓口は、農業委員会事務局のほかにJAいわて花巻遠野地域営農センターにも設置されていて、今後は関係機関・団体が一丸となって耕作放棄地などの課題解決に努めるということです。

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