2014年7月31日放送

遠野市防災会議

遠野市防災会議がおととい(29日・火曜日)総合防災センタ−で開かれ、遠野市地域防災計画の修正について協議されました。会議には、市の職員や警察、消防、県などからあわせておよそ30人が出席しました。初めに、会長を務める本田市長が「1分1秒でも早く後方支援をどうできるか、みなさんと一緒に災害に対しての心構えをしっかりしていきたい」とあいさつしました。続いて、遠野市地域防災計画の修正について協議が行われました。遠野市地域防災計画は、地震や風水害などから市民を保護し、災害に適切に対処するための基本計画で、修正は、防災体制を強化し充実させるためのものです。修正されたのは、市の災害警戒本部の設置について、原子力発電所で事故が発生し放射能が漏れたなどの情報が県から入った時に速やかに災害警戒本部を設置することが明記されました。また、災害対策本部の設置について大雨などの気象特別警報が発表された時に立ち上げることも追加しました。このほか、市が指定する防災拠点として、市の庁舎や遠野市消防本部などに加えて稲荷下屋内運動場が追加されることになりました。会議では、これらの修正案について全会一致で承認されました。なお事務局によりますと、遠野市防災訓練を来月31日(日曜日)午前6時30分から、市内全域を対象に台風災害を想定して行う予定ということです。

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