2014年7月30日放送

遠野地方和牛共進会

遠野地方和牛共進会がきのう(29日・火曜日)、松崎町の旧遠野家畜市場で開かれ、生産者が手塩にかけて育てた黒毛和牛の体格やバランスなどが競われました。この共進会は、黒毛和牛の改良成果を検証するとともに、地域内の生産者の意欲を高めようと、JAいわて花巻と遠野地方和牛改良組合が開きました。きのうは、遠野市、釜石市、大槌町(おおつち ちょう)の生産者から雌の黒毛和牛41頭が出品され、年齢や出産経験別など6部門で、体格やバランスなどが競われました。審査員は、輪郭が鮮明か、体が締まっているかなど、一頭ずつほかの牛と見比べながら優れた牛を選んでいました。審査の結果、最高賞である名誉賞には、未経産(みけいさん)の部で宮守町の佐々木忍さんが出品した「ゆりみつ」が、経産(けいさん)の部で宮守町の佐々木光男さんが出品した親子の牛の「ゆりやす」と「やすこ」が選ばれました。なお、名誉賞に選ばれた牛を含む6頭が9月3日に雫石町(しずくいし ちょう)のJA全農いわて中央家畜市場で開かれる岩手県畜産共進会に、遠野地方の代表として出品されるということです。

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