2014年7月29日放送

遠野市総合計画審議会

今年度2回目となる遠野市総合計画審議会がきのう(28日・月曜日)開かれ、平成25年度のまちづくり指標の実績や新エネルギービジョンの策定などについて協議されました。総合計画審議会は、市の総合的な計画の推進に関する必要な事項を調査・審議し評価するため、市長の諮問に答える機関です。5月に開かれた今年度1回目の審議会では、平成28年度から始まる新たな遠野市総合計画の策定方針や体制と策定スケジュールについて確認されました。今年度2回目となるきのうは、遠野市総合計画後期基本計画まちづくり指標の平成25年度の達成状況についてと遠野市新エネルギービジョンの策定について協議が行われました。初めに、平成25年度のまちづくり指標達成状況について総数139指標中72パーセントにあたる100指標が概ね達成となったことが市の担当者から報告されました。これに対し、委員からは環境や健康づくり、産業や文化、教育、防災に至るまで多岐にわたって質問や意見が出されました。また、地域経済の循環や環境保全につながるエネルギー施策の推進などを目的とした新エネルギービジョンの策定については、担当者から導入を推進する背景や今後のスケジュールについて説明がありました。委員からは、ワーキンググループを設置しての検討を要望する声も上がりましたが、市ではスケジュールの都合上難しいとし、ホームページなどを通じて意見の収集に努めていくということです。新エネルギービジョンの策定については、国や県の動向を整理したうえで地域特性などを把握し、ことし9月に素案を示す予定ということです。また、次回の審議会は来年3月を予定していて、基本構想の案を示し協議するということです。

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