2014年7月28日放送

地域環境保全功労者表彰

地域環境保全功労者の表彰授与式がきょう(28日・月曜日)、市長室で行われました。地域環境保全功労者の表彰を受けたのは、附馬牛町の村上實さんです。村上さんは、遠野市自然保護指導員として平成2年から荒川高原の植生保護やパトロールなどを行い、長年の地域環境保全と地域環境美化に努めてきたことが評価され、石原伸晃環境大臣から表彰されました。先月、東京で行われた表彰式に村上さんが出席できなかったことからきょう、市長室で表彰の授与式が行われました。代理で表彰状を贈った本田市長は、今回の村上さんの表彰を祝いながら「荒川高原のパトロールなどを行いながら環境保全にますますのご尽力をいただきますようお願いします」とあいさつしていました。荒川高原は、県指定の自然環境保全地域であるほか、荒川高原牧場では国選定重要文化的景観に選定されている遠野市の貴重な財産となっています。村上さんは、毎年5月から10月まで県が指定している自然環境保全地域となる荒川高原のおよそ300haを管理しているということです。今回の環境大臣表彰は、52個人・77団体に贈られ、岩手県からは村上さん1人のみということです。

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