2014年7月21日放送

高知の消防連合会が遠野を視察

高知県内の消防連合会が先週月曜日(14日)、遠野市を視察しました。その様子が届きましたのでお伝えします。遠野を訪れたのは、高知県いの町と日高村で構成される仁淀消防連合会です。この日は、およそ20人が総合防災センターを訪れ、東日本大震災における後方支援活動について本田市長から説明を受けました。仁淀消防連合会は、高知県の中央部に位置し、南海トラフ巨大地震のような事態が発生した場合、遠野のような後方支援の役割を担える地域とされています。視察を終えて仁淀消防連合会では「後方支援とはどういう行動であるか見えなかったが、今回の視察を通じてイメージが湧いた」「広いヘリポートや遠野の運動公園のように応援隊を受け入れるスペース、そして震災前に遠野で行われたような後方支援の訓練の必要性を感じた」などと感想を述べていました。なお、総合防災センターには、こうした後方支援活動などについて説明を受けようと多くの人が訪れていて、その数は、およそ2年の間で1万5000人を超えたということです。

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