2014年7月16日放送

総務副大臣が遠野を視察

関口昌一総務副大臣が、きのう(15日・火曜日)、東日本大震災の復興の視察のため遠野市を訪れ、総合防災センターで市民と復興支援などについて意見交換を行いました。関口副大臣は、震災当時の遠野市の後方支援や、現状について市民から話を聞こうと、きのう夕方、総合防災センターを訪れました。そして、遠野町第13区とNPO法人遠野まごころネットのメンバーなどと意見交換を行いました。このなかで、参加者からは、震災を経験して、地区内での高齢者の見守り体制を強化することが大事だと感じ、実践している。また、沿岸から遠野に避難している人とのコミュニケーションを図り、心の復興も願っているという話が出ました。このほか「もしも大都市で震災が発生していたとしたら、三年半も経過すれば復興が果たされていたのではないか。地方だから復興が進まないのではないか」という意見が出されました。これに対して、関口副大臣は、安倍総理が掲げる「地方の再生なくして日本の再生なし」という言葉を引用し、「復興にスピーディーに対応していきたい」と述べました。このあと、関口副大臣は、本田市長と意見交換を行い、本田市長は、震災の被害を受けた市庁舎の新庁舎建設に向けた要望書を手渡しました。関口副大臣は、きのう遠野に宿泊し、きょうは、釜石などを視察したということです。

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