2014年7月14日放送

遠野・緑峰高校野球部 1回戦突破ならず

先週12日土曜日に開幕した夏の高校野球岩手大会、緑峰高校は、きのう(13日・日曜日)一関修紅高校と遠野高校は、きょう(14日・月曜日)山田高校とそれぞれ対戦しましたが、両校とも敗れてしまい、2回戦進出とはなりませんでした。八幡平市総合運動公園野球場で行われた緑峰高校と一関修紅高校の試合。先攻の緑峰高校、1回の攻撃は三者凡退に倒れてしまいます。緑峰高校の先発は、エースの菊池涼太君。1回を無失点に抑え、迎えた2回。ヒットとフォアボールで満塁のピンチを招くとそこから2連続フォアボールで押し出しの2点を献上してしまいます。その後はなんとかしのいだものの、4回にはさらに追加点を決められ点差を広げられてしまいます。4点を追いかける緑峰高校は5回、エースの菊池君がセカンドの頭上を越えるヒットで出塁しチャンスを作りますが、その後が続かず、なかなか点を取ることが出来ません。その後、5回と7回にも追加点を許した緑峰高校。相手投手のテンポ良いピッチングに最後まで翻弄され、0対6で敗れていまい、残念ながら2回戦進出はなりませんでした。そしてきょう(14日・月曜日)は、金ケ崎町の森山総合公園野球場で遠野高校の試合が行われました。遠野高校の初戦は、山田町の山田高校が相手です。遠野高校の先発は、3年生のエース・菊池亜聖君。試合は1回の表から動きます。遠野高校は、先頭バッターを打ち取ったもののそのあとの連続ヒットで先制点を許します。そのあともフォアボールで満塁のピンチは続き、1回の表に2点を失います。しかし、その裏、遠野高校は、2番の佐々木築君がライト前ヒットで出塁すると3番の菊池亜聖君が送りバントを成功させ自らも出塁します。続く4番の佐々木凌光君の右中間を抜ける2塁打で1点を返すとさらにキャッチャーのパスボールで2人生還して3点目、遠野高校が逆転します。3回表に逆転された遠野高校は、4回裏、ノーアウト1・2塁のチャンスを作りましたがダブルプレーで押さえられ、流れを変えることができません。遠野高校は、山田高校のエース大釋亮君を打ち崩せずその後も5回、7回、9回に追加点を許し、結果、3対9で破れ初戦を飾ることはできませんでした。遠野高校の菊池暁監督は、「相手ピッチャーを打ち崩せず力負けしてしまった」と悔しさをにじませ試合を振り返っていました。

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