2014年7月11日放送

夏の高校野球岩手大会に向けて 〜緑峰高校野球部〜

第96回夏の高校野球岩手大会、71チームが出場するなか、1回戦で一関修紅と対戦する緑峰高校。勝利を目指して選手たちは必死に白球を追いかけています。岩手県大会、一回戦で一関修紅と対戦する緑峰高校。5月に行われた春の花巻地区予選では、一回戦で遠野に敗れ、敗者復活戦の代表決定戦で花巻農業に延長10回、5対4でサヨナラ負けを喫し、県大会出場を逃しました。チームは自分たちのミスで敗れた悔しさを胸に、守備力アップに重点を置いてきました。これにより、これまで1試合平均5個だったエラーが最近は2個程度に減ってきました。チームの夏の目標は去年の成績を上回る2勝。とにかく基本であるキャッチボールを丁寧に行い初戦に向けて気持ちを高めています。チームのエースは、2年の菊池涼太投手。身長175センチの右腕で、130キロ台のストレートと3つの変化球を織り交ぜバッターを抑えていきます。菊池投手はチームの勝利のために丁寧なピッチングで一関修紅打線に挑みます。自分がどれだけテンポ良くいけるかが重要だと思うので守りを信じて打たせていくピッチングを心がけていきたいと思う攻撃面では機動力野球を目指し、低く強い打球を意識してバットを振り込みます。リードオフマンはチーム1の俊足藤田隼矢選手。チームに勢いをつけるバッティングを心がけ、打席に立ちます。自分が1番バッターということでチャンスメーカーとなってチームに勝利を届けたいと思うチームの精神的柱はキャプテンで4番の菊池大星選手。180センチの長身を生かしたダイナミックなスイングで相手投手に向かいます。チャンスで回ってきた場面はしっかりチャンスを生かせるようにチームを引っ張っていけるようなバッティングをしたいこのチームを率いるのは寺長根一真監督。ことし4月から監督に就任し、送球などの基本を徹底的に鍛えてきました。寺長根監督は1つ1つのプレーを大切に、守りから攻撃につなげようと訴えます。選手たちはこの思いに応えこれまで積み上げてきたことを必死に表現しようと白球を追いかけていました。チームは全力疾走・全力プレーなど基本を大事に夏の大会にのぞみます。初戦は一関修紅高校ですが決して勝てない相手ではないのでしっかりと準備をして勝てるように頑張りたい1日でも長く仲間と野球をしようを合言葉に緑峰高校は初戦に向かいます。

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