2014年7月10日放送

夏の高校野球岩手大会に向けて…〜遠野高校野球部〜

高校球児の熱い夏がやってきました。第96回夏の全国高校野球岩手大会がいよいよ11日金曜日に開幕の予定です。そこで今日と明日の2日間、大会に向け闘志を燃やす遠野高校と緑峰高校野球部を紹介します。きょうは遠野高校野球部です。大会の初戦で山田と対戦する遠野高校。春の花巻地区予選ではあの花巻東に勝利した遠野高校ですが初戦で好投手の山田のエースをどう攻めるか・・・遠野高校の得点のカギはいかに打線をつなげていけるかにかかっています。3年生が主軸の遠野高校野球部。攻撃面で打線のカギを握るのはクリーンナップを打つ佐々木凌光選手と畑山響生選手です。特にも、佐々木凌光選手は春の花巻地区予選での花巻北戦で、2打席連続ホームランを放ち、うち1本は場外という長打力がある選手です。畑山響生選手も長打が期待できる選手です。大会に向けてバッティングフォームを入念にチェックしていました。一方、守備面では、ミスがあっても崩れない、そして、ここぞという時にしっかり守れるという粘り強い守りを見せるのが遠野高校です。選手たちは、土ぼこりをあげながら果敢にボールを追いかけ守りの不安を無くそうと、大きな声を出し合い初戦突破への気持ちをひとつにしていました。投手陣も初戦を控え、取材したこの日は軽めのキャッチボールをして最終調整をしていました。チームのエースは3年の菊池亜聖投手。スライダーやカーブ、そしてチェンジアップと変化球を使って相手打線に挑むチームにとっては頼みの綱です。遠野高校野球部を率いる菊池暁監督は、「打線のつながりと守りのミスをいかに減らすかが勝敗のカギを握る。選手一人一人が自信を持って積極的にプレーに臨んでほしい」と話していました。全員野球で最後まで粘り強いプレーでスタンドを沸かしてほしいと思います。頑張れ!遠野高校野球部!

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