2014年7月8日放送

企業懇談会

遠野市内に事業所を持つ企業と遠野市が意見や情報を交わす懇談会がきのう(7日・月曜日)あえりあ遠野で開かれました。この懇談会は、市の産業施策や企業の現状などについて、意見や情報を交わし、遠野の産業振興に役立てようと開かれました。きのうは、地元企業や誘致企業など、市内に事業所を置くおよそ20社の代表者などが出席しました。懇談会では、「地元雇用と人財育成」をテーマに意見交換が行われました。このなかで、釜石公共職業安定所によりますと、来年春に卒業を予定している市内2つの高校の生徒のうち就職を希望しているのは64人で、卒業生が年々減っているのに伴い就職希望者も減っていることが報告されました。これに関して、企業側から市に対し、高校卒業者の人材確保に向けて、入社後の家賃補助や仲間同士が一緒に住めるシェアハウスの建設を望む声があがりました。これに対し市は、子育てするなら遠野推進本部会議などで議題にあげて検討していきたいと答えました。また、市では、市内の企業に勤める若者を対象にした合同研修などを企画しているとし、企業が求める人材育成や若手労働者の地元定着などに力を入れていきたいということです。

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