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2014年7月7日放送

ホテル名誉総料理長による食育の授業と食事会

東京のホテルメトロポリタンエドモントの名誉総料理長である中村勝宏さんが、先週金曜日（４日）小友小学校を訪れ、食育の授業と食事会を行いました。この授業と食事会は、奥州市にあるフランス料理店のオーナーシェフが、去年、小友小学校を訪れた時に児童たちの熱心な学習態度に感動して中村勝宏さんを紹介したことがきっかけで行われました。中村さんは、ホテルメトロポリタンエドモントの名誉総料理長を務めるかたわら、全国の料理人などで組織するゴブラン会の会長として、全国各地で味覚に重点を置いた食育の授業も行っています。この日は、４年生から６年生までの２５人が集まり、甘みや酸味などの味の違いを試食をして実際に体験をしました。児童たちは、穀物酢と発酵させた醸造酢（じょうぞうす）の味を比べ同じ酢でも加工の方法によっては味に違いがでることや色が違うお菓子の試食を通して味は同じであっても色が違うだけで違う味に感じることがあることを学んでいました。授業の後には、全校児童およそ５０人が集まってゴブラン会の料理人などが手がけたフランス料理での食事会が開かれました。この日の料理は、岩手県産の鶏肉や野菜が使われた南部鶏（なんぶどり）とマッシュルームのクリームシチューなど５品です。児童たちは、テーブルマナーを教えてもらいながらじっくりとフランス料理を味わっていました。また、中村さんは、「食べ物は、口に入るまでに関わっている人が大勢います。感謝の気持ちを持って食事をしましょう」と児童たちに感謝の心を持つ大切さも伝えていました。

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