2014年7月7日放送

岩手東亜DKK 設立40周年を祝う集い

綾織町にある誘致企業の岩手東亜(いわてとうあ)DKKが会社設立40周年を迎え、おととい(5日、土曜日)、設立40周年を祝う集いを開きました。この日は、従業員をはじめ市や商工会の関係者、それにOBなど40人ほどが出席しました。40周年を祝う集いで、伊東正志社長があいさつし、これまでを振り返るとともに今後の更なる発展を誓いました。岩手東亜DKKは、昭和48年に東京に本社を置く東亜電波工業の子会社として設立されたのが始まりで、主に水質を測定する機械のガラスセンサの生産を行いガラス加工技術は国内でもトップクラスと言われています。創業当初はオイルショックによる会社存続の危機にも見舞われましたが、今では従業員40人の国内でも数少ない高い技術力を持つ企業として歩みを続けています。集いでは、来賓からの祝辞のほか親会社の東亜ディーケーケーから特別表彰が行われ、ブランド力を世界に広め利益創出に努力し業績向上に貢献したと表彰状と金一封が贈られました。この日、出席した人たちは、従業員の地元の郷土芸能を楽しんだり、これまでの歩みを映像で振り返ったりして40年の節目を祝っていました。岩手東亜DKKでは、生産する部品の関連から地域貢献活動として遠野の子どもたちに環境に興味を持ってもらおうと去年、市内中学校に水質計を贈っていてことしは市内の高校に贈る予定だということです。

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