2014年7月4日放送

鳥獣被害対策実施隊辞令交付

ニホンジカなどの鳥獣による農作物の被害を防止・軽減する「遠野市鳥獣被害対策実施隊」に新たに任命された隊員に対する辞令交付式が、きのう(3日・木曜日)六日町の合同庁舎で行われました。鳥獣被害対策実施隊は、増加するニホンジカの駆除対策の強化などを目的に遠野市では平成24年に設置されました。隊員は、遠野市猟友会に所属し狩猟免許のある市民で組織され、有害鳥獣の捕獲や駆除、捕獲技術の向上のための活動などを行っています。きのう、辞令が交付されたのは、新たに任務にあたる3人と役職が変更になる2人の、あわせて5人です。辞令交付式では1人ずつ名前が呼ばれ、市農林畜産部の大里部長から辞令書が手渡されました。続いて大里部長が「遠野市ではニホンジカなど鳥獣の被害が昨年度はおよそ1億6000万円と深刻な状況です。市民の安心安全を守り、被害軽減に取り組んで行きましょう」と話しました。隊員たちは今後、ニホンジカ被害軽減のためのパトロールと駆除の強化を進め、10月には、ニホンジカの一斉捕獲を実施するということです。

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