2014年7月1日放送

遠野市椎茸振興共進会

第34回遠野市椎茸振興共進会がきのう(6月30日・月曜日)、震災後初めて開かれ、品質の良い乾椎茸を生産した人たちが表彰されました。この共進会は、東日本大震災の原発事故の影響で、遠野では露地栽培の原木生椎茸が国の出荷制限指示、乾椎茸が県の出荷自粛要請を受けたことから、これまで2年間中止されていました。規制解除時期は未定ですが、ことしは、解除に向けた検査が進められていることから震災後初めての開催となりました。共進会の前に開かれたことしの「原木乾椎茸品評会」には、天白どんこ、どんこ、こうしんこうこ、茶花どんこの5つの部に、合わせて26点が出品され、大きさや色具合などが審査されました。このあと表彰が行われ、天白どんこ・こうしん・こうこの部では宮守町の菊池秀明さんが、茶花どんこの部では宮守町の水越正宏さんが、どんこの部では附馬牛町の鈴木廣志さんが、それぞれ優秀賞に選ばれました。遠野市しいたけ産業推進協議会では規制解除に向けて生産者の活気を取り戻す取り組みを積極的に行っていくということです。

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