2014年6月26日放送

有害鳥獣駆除協議会総会

遠野地方有害鳥獣駆除協議会の総会が先週20日(金曜日)に開かれました。この日に行われた遠野市農業委員の辞令交付式の様子と合わせて映像が届きましたのでお伝えします。有害鳥獣駆除協議会は、野生鳥獣による被害防除を目的とした計画の樹立などを行い、遠野市やJAいわて花巻、遠野猟友会などで構成されています。総会では、昨年度の事業報告や今年度の事業計画などについていずれも原案通り承認されました。この中で、25年度に行われた有害鳥獣の捕獲で、ニホンジカが24年度の332頭より大きく上回る516頭だったことなどが報告されました。また、今年度については、鳥獣被害防止施設として設置する電気牧柵と金網柵に昨年度の3倍以上にあたるおよそ2000万円の予算を確保することをはじめ有害鳥獣駆除にさらに力を入れていくということです。また、ニホンジカ捕獲応援隊がことし4月から活動開始となったことを受け鳥獣被害対策実施隊と連携を取りながら人材育成の強化にも取り組んでいくということです。またm遠野市農業委員会の委員に対する辞令交付式が先週20日(金曜日)に行われました。先月行われたJAいわて花巻の役員改選により遠野地域担当理事に就任が決まった宮守町の菊池一勇さんが農業委員を退任し、東舘町の菅原一雄さんが農業委員として新しく選任されました。辞令を交付した本田市長は、「かけがえのない農地と担い手、そして食の安心・安全を守り、力強い農業をつくる架け橋となってください」と2人の今後の活躍を期待していました。

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