2014年6月23日放送

馬力大会馬の里遠野大会

重りを乗せたソリを引かせて走りタイムを競う東北馬力大会馬の里遠野大会がきのう(22日・日曜日)、宮守町の柏木平で開かれました。馬力大会は、馬の産地としての遠野を盛り上げようと毎年この時期に開かれる遠野の恒例行事となっています。ことしは、4年ぶりにポニーのレースが復活し岩手、青森、宮城から36頭がエントリーして馬の年齢や重量別に10レース行われました。150メートルのコースを馬が引くおもりの重さは、300キログラムから975キログラムで、馬方は、馬の調子を見極めながらゴールを目指します。レース中、会場が一番盛り上がるのは、高さ2・5メートルもある第2障害です。ここは、一番の難関で、どのように馬を奮い立たせ乗り越えられるか馬方の腕も試されます。第2障害を越えていく姿はまさに人馬一体で、詰めかけたおよそ6700人の声援や拍手で会場は興奮のるつぼと化していました。また、きのうはSL銀河の通過にあわせて会場全体で手を振るおもてなしや勝ち馬投票なども行われ、訪れた人たちは見て、参加しての、遠野ならではのイベントを楽しんでいました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.