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2014年6月19日放送

遠野町第八区自治会 防犯講習会

オレオレ詐欺などの詐欺被害に遭わないよう学ぶ、遠野町第八区自治会の防犯講習会が、きょう開かれ、参加した人たちは対処法などを確認しました。この防犯講習会は、防犯に対する知識と意識を深めてもらおうと遠野町第八区自治会が初めて開きました。会には、地域の人など、およそ４０人が参加しました。会でははじめに坂下忠助区長が、「講習会で学ぶことを家族にも伝え、不安のない生活を送っていきましょう」とあいさつしました。続いて、オレオレ詐欺など、身近な犯罪の防犯対策について、遠野警察署生活安全課の内田憲課長が説明しました。最近の詐欺被害は、お金を金融機関から振り込ませるものだけではなく、直接家に受け取りに来たり、郵送させるといった手口が増えているということです。参加者たちは、知らず知らずだまされてしまうことに驚きつつ、詐欺の手口に乗らないよう、留守番電話にするなどの対処法を確認していました。このほか、会では、宮守町で子どもに不審者が声をかけ、連れ去ろうとした事案があったことが紹介され、「地域の人たちには子どもたちの見守りをお願いしたい」という話もありました。遠野警察署によりますと、ことしに入ってから、遠野での詐欺被害は２件、県全体のオレオレ詐欺被害は１３件発生しているそうです。高齢の女性が狙われる割合が高いということで、警察では、不審なことがあったら警察に相談するよう呼びかけています。

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