2014年6月18日放送

語り部認定委員会

昔話や伝統芸能など、遠野の文化を後世につなぐために設立された、遠野こだわりの語り部認定委員会がきょう(18日・水曜日)開かれ、認定委員に委嘱状が交付されました。語り部認定委員会は、遠野の文化を後世に語り継ごうと、昔話や伝統芸能など5つの分野で知識のある市民を発掘し、「遠野こだわりの語り部」として認定するもので、平成21年度に事業を始めました。きょうの認定委員会では初めに、「認定委員」として活動してもらう15人に、遠野文化研究センターの小向孝子部長から委嘱状が交付されました。その後小向部長が「認定委員会で目標としている語り部1000人認定に向け、今後もみなさんのお力を貸していただきたい」とあいさつしました。続いて事務局から、平成25年度末までに語り部として認定した人数が612人になったことが報告されました。また、今年度、市民に実技講習を受けてもらい語り部認定の判定をする「スクーリング」を、来月5日に中央通りにある遠野文化研究センターで開催することが確認されました。このあとの意見交換で委員からは「語り部に認定された人の活動する場を作り出すことが語り部の人数増加につながるのではないか」という話が出されました。これに対し事務局は、今後、イベントの開催などを検討していきたいと答えました。なお、委員の任期は2年間で、委員長に佐藤誠輔さんが、副委員長に佐々木國允さんが、それぞれ再任されました。

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