2014年6月16日放送

消防操法競技会

4回目となる遠野市消防操法競技会がきのう(15日・日曜日)、開かれました。この競技会は、日ごろ訓練に励んでいる消防団員の消防技術を披露するとともに消防技術を高めあうことを目的に2年に一度開かれています。また、東日本大震災の影響によって釜石市と大槌町の消防団が出られないことから岩手県消防競技会に出場する遠野釜石地区支部代表選考も兼ねて開かれました。きのうは、市内消防団11分団からおよそ350人が集まり、そのうち39チームおよそ200人が出場しました。競技は、補助員を含め6人1チームのポンプ車の部と5人1チームの小型ポンプの部に分かれて行われ、消火作業の早さや確実性のほかチームワークも審査の基準となります。出場した消防団員は、指揮者の合図で火元を想定した的をねらって素早くホースを広げ、放水するなどこれまでの練習の成果を発揮していました。また、きのうは、ことし4月に新設された松崎町新張地区の第5分団第6部もポンプ車の部に出場をしました。第5分団第6部は、きのうの競技会に向けて消防署の職員から指導を受けながらおよそ2週間、毎日練習を行ってきたと言います。なお、大会の結果は、前回に引き続きポンプ車の部では、第9分団第2部が、小型ポンプの部では、第5分団第2部がそれぞれ優勝し、7月27日に矢巾町の消防学校で開かれる岩手県消防操法競技会に出場することになります。

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