2014年6月10日放送

遠野みらい創りカレッジ 春のオープンカレッジ

民間企業の富士ゼロックスと遠野市が連携して地域振興や産業の発展と人材育成を目指す「遠野みらい創りカレッジ」の公開講座が先週土曜日(7日)に開かれました。この公開講座は、3日間の日程で行われた「春のオープンカレッジ」の一環として開かれ、今回は「6次産業化」がテーマです。この日の公開講座には、市内で農業に携わる人たちや富士ゼロックスの関係者などおよそ30人が参加しました。テーマは6次産業化ですが、まずは参加者同士のつながりと地域の事情を知るための対話から始めていきます。対話のキーワードは、「私が大切にしたい地元の○○」です。一対一の対話から徐々に人数を増やし、さらにはメンバーを変えながら対話を深めました。対話では、町並みや景観、食や農業のほか、地元のお祭りや慣わしなどそれぞれが大切にしたいコトやモノが挙がり、対話の結果を基にしながら今度は、これからみんなで育てたいコトやモノをまとめていきます。参加者から出てくるみんなで育てたいコトやモノは、畜産と野菜だったり、遠野ブランドと若者だったりアイディアはさまざまで、その思いを話したり聞いたりしながら自分たちが取り組む次へのヒントを探っていました。遠野みらい創りカレッジでは今後も産業や文化、教育などさまざまな分野をテーマにしながら対話を重ねたり新たな行動を生み出すきっかけづくりの場を提供することにしているということです。

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