2014年6月4日放送

遠野西中学校 フキの刈り取りを体験

遠野西中学校の生徒がきょう(4日・水曜日)、宮守町でフキの刈り取り作業を体験しました。刈り取り作業を体験したのは、遠野西中学校の3年生49人です。遠野西中学校では、生徒たちに郷土の恵みを感じてもらおうと、統合前の小友中学校の伝統であるフキの刈り取り体験学習を引き継いでいます。きょうは、宮守町の鹿込牧野組合が管理する6ヘクタールの畑で体験学習が行われました。生徒たちは初めに、組合の佐々木正光さんから刈り取りの仕方を教わりました。佐々木さんによりますと、茎が白いものを収穫すると良いということです。生徒たちは、早速教えてもらったことを実践しようと長さ30センチメートルに成長したフキの収穫に挑みました。生徒たちは、慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、鎌を使ってフキの刈り取りに挑んでいました。作業開始から2時間。収穫したフキは、軽トラック1台分およそ106キログラムになったということです。フキは、業者に引き取ってもらい、その売り上げの一部を沿岸被災地に寄付するということです。

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