2014年5月28日放送

財団活動サポーター研修会

遠野市教育文化振興財団が行う青少年活動サポート事業に、ボランティアとして活動する高校生などを集めての研修会が、先週土曜日(24日)市民センターで開かれました。今年度初めてとなるこの日の研修会には、8人の高校生が参加しました。また、先月から市内で活動をしている緑のふるさと協力隊の本郷なつ美さんも加わりました。この研修会は、財団が行う事業のうち、少年少女ふるさと発見探偵団などの活動に参加している高校生以上の登録サポーターに、サポーターとしての心得や安全対策に関する知識を学んでもらうことを目的としています。財団では去年、活動サポーターの登録制度を定めていて、現在、高校生など10人が登録しています。この日は、財団の職員が年間を通したふるさと発見探偵団の活動内容を紹介したほか、ボランティアの心得と自然体験活動での安全対策について説明しました。その後、遠野消防署の救命救急士などを講師に救命救急講習が行われました。講習では、急病人を正しく救助し、救急隊に引き継ぐまでの心肺蘇生やAEDの使い方を学びました。高校生たちは、消防職員の説明を聞きながら真剣に実技に取り組み、救命処置に入る前の意識や呼吸の確認、正しい心臓マッサージの仕方など救命処置に関する知識や技術を学んでいました。財団では今後も、必要に応じて研修会を開いていくということです。

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