2014年5月27日放送

市長記者懇談会

本田市長は、きょう(27日・火曜日)開いた市長記者懇談会で、建築文化の向上などへの貢献が評価され日本建築学会が表彰する「日本建築学会文化賞」に選ばれたと報告しました。また、来月6日開会の市議会定例会に提出する今年度の一般会計補正予算案の概要を発表しました。日本建築学会賞は、一般社団法人日本建築学会が設けている建築関連の功績者へ贈られる賞です。今回は、昭和63年度竣工の「大工町通り」などこれまで地域の文化的資源の活用と歴史的建築物の保存・修復および町並み景観の形成に努めた業績が認められ、「日本建築学会文化賞」に遠野市が選ばれました。受賞式は今月30日(金)に東京で開かれます。きょうの記者懇談会では、6月の市議会定例会に提案する今年度の一般会計補正予算額についておよそ1億6200万円増額とし、予算総額は、当初予算より1.6%多い、およそ182億1500万円としています。内訳としては、新規事業費として旧土淵中学校を活用したみらい創りカレッジ推進事業費として1350万円菌床しいたけ生産資材導入事業費およそ1400万円。小友町の産直ともちゃんのトイレを来年度の完成とし、24時間利用可能にするための改修設計業務費500万円。大野平などキャトルセンターの公共牧場再編整備事業費がおよそ7100万円。いわて国体準備事業費として国体記念公園サッカー場人工芝グラウンドオープンイベント開催のための費用およそ295万円。農畜産物放射能被害対策費およそ1640万円などを盛り込む予定です。記者懇談会ではこのほか、大型連休中の観光客などの入込状況や今後予定されている国定公園早池峰山の山開き、東北馬力大会馬の里大会などの行事について発表がありました。

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