2014年5月26日放送

遠野市消防演習

遠野市消防演習がきのう(25日・日曜日)行われ、遠野市消防団員をはじめ600人を超える分列行進や各種訓練などが披露されました。消防演習は、消防団員の日ごろの訓練の成果を披露し防火意識を高めようと毎年行われています。きのうの朝、市役所を出発した分列行進では、遠野小学校の少年消防クラブの子どもたちが先頭を務め、続いて、消防団員や婦人消防協力隊など633人と車両63台による大編成が堂々と行進しました。このあと、会場を早瀬川緑地公園に移し、消防団の井手団長が「常に訓練を重ね、市民の安心安全のためきょうの演習を契機にさらなる訓練に励んでいただきたい」と訓示し、観閲、点検などが行われました。続いて、3個中隊による小隊訓練やラッパ隊によるドリル演奏のほか、県の防災ヘリ「ひめかみ」による救出搬送訓練などが行われました。また、去年10月に、全国女性消防操法大会で敢闘賞を受賞した婦人消防協力隊第8分隊がポンプ操法を披露し、その軽快な動きに会場からは拍手が送られていました。最後にはポンプ車などによる放水訓練が行われ、30にも及ぶ水の柱が見事に立ち並び消防演習を締めくくりました。

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