2014年5月23日放送

鍋城大学開講式

今年度の鍋城大学が、きょう(23日・金曜日)開講しました。鍋城大学は、「賢く、楽しく、生き生きとした生活」をキーワードに40年以上続いている生涯学習講座です。対象は、おおむね60歳以上の市民となっていて、今年度は、現在のところおよそ120人が入学しています。今年度最初となったきょうは、初めに、学長を務める遠野地区センターの奥寺孝光所長が「鍋城大学は今年度、10回予定しています。参加をよろしくお願いします」とあいさつしました。続いて「見守り新鮮情報〜高齢者を取り巻く悪質商法〜」をテーマに講義が行われました。講師を務めた消費生活相談員の海老子川清子さんは、遠野のほか花巻や一関などで起きている振り込め詐欺についてどのような手口だったかを説明しながら被害に遭わないためにどのようなことを行わないといけないか話していました。また、海老子川さんは、何かあったら市民センター内にある消費生活相談窓口に話してほしいと呼び掛けていました。きょうは、およそ80人が海老子川さんの話を聞き、「詐欺の被害に遭わないよう油断しないように気をつけたい」などと感想を話していました。鍋城大学は今年度、来年2月まで10回予定されていて歴史や音楽などを学び楽しむ講座などが予定され、途中からも参加ができるということです。問い合わせは、遠野地区センターまでお願いします。

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